ここに訪れたあなたは超ラッキー!  「他人の振り見て我が振り直せ」で、あなたもすてきなゴルファーに大変身。

キャディ控え室

キャディ控え室からの発信番組 −2003年4月−


ショートの距離

朝、キャディ同士で準備体操しながらの話。
「ショートの距離ってさー、人によって変えたいよねー。」
「あなたは150Y、あなたは165Yって感じで。」
「だってさー、それまでず〜と150Yを7番で打って、いっつもショートしてるから。」
「ここのショートホール、ショートされるとバンカーじゃん・・・そういう人たちって出そうもないもんね〜。」
「すごく上手い人と、すごく下手な人が一緒だと距離言うのって難しいよねー」

雨の日

『雨の日、仕事多くてイヤなのよねー。』と思って気分の乗らない私に、元気いっぱいに挨拶をしてきた60代の男性4人。
『あ〜あ、途中キャンセルなんてなさそうな人たち!』と思いながらスタート。
ところが、 プレーは早いし、バンカー入っても打ち終わるとさっさとならして出てくる。グリー上でも同じく早い!
挙句に、 「グリップ濡れてても雨だから仕方ないよ。そんなに気にしてくれなくていいよ!」と優しい一言。
『よし、今日一日がんばろー』と元気がでる単純なわたし。
『でも、雨の日って一番いやなのはお客さんだ。それなのに反対に元気付けられてこれじゃキャディ失格だ!』と反省。

親子でゴルフ

お父さん、お母さん、息子さんとその友人で、楽しそうなゴルフ!
お父さんは手加なしの真剣勝負。どうやら終わった後の食事代を賭けているらしい。
「前は、お前のおごりで回転寿司へ行ったのに、高い皿取ると怒るもんだから、最後は自分で払うハメになったからな。」
「今日は、別のおいしいものに決めているから。」とお父さん。(どうも前回は、息子さんが負けたらしい)
すでに勝ち誇っているお父さんと、そうはいくかーとがんばっている息子さん、それを笑いながらみているお母さんとお友達。
楽しそうな親子に、こっちも一日楽しませてもらいました。
『あ〜あ、いいな〜。わたしがあんな風に家族ラウンドができるのは何年後かな〜』

ゆかいなキャディさん?

前半ラウンド後の昼食中、「ねぇ〜見て。変わってるティー拾ったの〜、ほら。今度使ってみるんだ〜。」と仲間のキャディが自慢げに見せてくれた。
「あのさ〜、それってタコティー(片山プロとかが使用している今流行の8本足が上についてるやつ)の足が取れたやつじゃない?」と突っ込むと、
そのキャディは、ロストボールを持ってきて「ほら乗るじゃん。これで十分よ!」と開き直り。
『こんなかわいいキャディさん(?)についてもらえたら、お客さんも楽しいだろうなあ〜』と思うキャディの私。

コースレッスン

ゴルフ場所属プロのコースレッスンについた。
『やっぱりプロはすごい!』
ほんの一言アドバイスしただけなのにナイスショットの連発。(プロの機嫌取り?ちょっと大げさ?)
私も耳をダンボのようにして、話を盗み聞き。
キャディの仕事をしながら(一応仕事してたつもりなんだけど...)、いつのまにか私もコースレッスンの生徒になっていたような...

みなさん、うらやましいでしょ〜。たまにはこんなこともないとね。

いじわる爺さん達?

結構なご老人(60歳を超えているかも?)達のコンペの1組にキャディ二人でついた。
ゴルフバッグもかなり年配で、はっきり言って勘弁してという要素すべてが詰め込まれたバッグが並んだ。
しかも、それだけじゃない。その組の人たちは今日始めて会ったみたいで、朝からほとんど会話がない。
そんないや〜な雰囲気の4ホール目からそれは始まった。
一人のお客さんがバンカーからボールを出せないまま10回位叩いてしまった時、
他の一人が「このコンペはギブアップないから。」と冷たく一言。
結局出すのにもう10回位叩いた時、またその人が
「出せないんだったら、ワンペナで手で出せよ。オレだったたら一発で出すよ。」だって。
あまりにもひどい事をいう人なので、前ホールで気づいたことをその人に次のホールで指摘した。
「今、パーオン2パットでダボでしたね。」・・・そう、その人はスコアを過小申告していたのだ。
その一言で他の3人が次のホールから、その人の打数をチェックし始め、バンカーで20回叩いた人もいろいろと反撃し始めた。
こうなると最悪。みんなでけなし合いながらのラウンドとなってしまった。

ピンまで50ヤードあるバンカーからやっと出ただけなのに、
「ほら一発で出せるだろ。」って言ってるからバンカーならしながら
「そうですね。ナイスアウトでしたね。」とお世辞をいっても
「そんなことは出したときにもっと大きな声で言えよ。」とか、
もう一人のキャディが、たまたま他人のクラブを渡すと「間違えるなよな、このバカ。」とか、・・・・。
こんなもの全部書いてたらきりがないほど。
でも昔、青島元都知事がやっていた 意地悪ばあさん? を思い出し、『これはいじわる爺さんだ』と思ったら頭に来なかった。

がんばれ!初心者達

前の組の若そうなお客さんたち。どうみてもド初心者。
4人全員、チョロに空振り、当たれば右や左(右ばっかり?)にと大忙し。
あるホールでOB連発したらしく、私の組が追いつくと、
その中の一人が「すみません。」と謝ってきた。
そして慌てて走っている後姿を見て私の組の人たちが「最初はあんなもんだったよな〜。」とポツリ。
一生懸命やれば、みんな文句はいいませんよ。
そう、誰にでも初心者の頃はあったんです。
その気持ちを忘れないですてきなゴルファーになってね。『がんばれ〜』と心の中で応援しました。

ゴルフの基本

朝からメンバーさんに「今日はプロとレッスンだからよろしくね!」といわれ、どんなプロ....と思ってスタート。
アマチャンからプロになったというその人はちょっと辛口。
ロングでは十分2オンできる位置とクラブなのに「待ってると後ろの組み打てないから適当な所に落としておくから打つね。」と、グリーン手前に軽めに打ってきざんでいた。
「言ってくれればクラブ持っていきますよ」というわたしに
「どんなライでも持ってるもので打てるでしょ。」
「500球打って490球正確に打てる人が、ここは勝負というときにクラブ換えるのはわかるけど、そうでない人は絶対無理だから」とニッコリ。
「ゴルフってさ〜。球が打てればいいわけじゃないんだよ。ラウンドの仕方をわかってて、マナーがなければゴルフじゃないからね。」
「今はそういうことをわかっていないゴルファーが多いから、キャディさんの仕事大変でしょ。」
「ゴルフの技術を教えるプロはいるけど、ゴルフの基本を教えるプロってなかなかいないもんねー。」
「昔は、そういうマナーが悪い人とかは年配の熟練キャディさんによく怒鳴られていたんだけどね。」
『いいこというけど、わたしはそんな年じゃない。』って顔してたら、 「あっ、別にキャディさんが年配だなんていってないよ」と慌ててフォローしていた。
『フォローなんかしなくても、わたしもあなたに教わってみたい』とは思った。

ごめんなさい

一組に2名キャディがついているのを見たりしませんか?うちでは「ツー」といってます。
お客さんが少なくってキャディが余ってしまったり、キャディになったばかりの人の研修を兼ねていたりするんですけどね。
キャディの仕事にもキャディさん個人のペースがあって、仕事のペースが合わないキャディだと二人なのに一人の時より疲れてしまう。
ところが、気が合いすぎるとこんなことも....
今日はキャディが余ってしまって、とても気の合うキャディさんとツーでスタート。
当然、仕事も接客も順調に進み、お客さんとも和やかに楽しくラウンドしていた。そのショートホールまでは...
先にいくと思っていた前の組が、全員グリーンオンした時に打たせてくれると合図があったので、慌ててお客さんに打ってもらうことに。
お客さんが打ち終わったので「ありがとうございました〜」と前の組に挨拶をしてカートを動かすと、
「キャディさん、僕も打ちたいんだけど...ダメ?」と一人のお客さん。
「あ〜、ごめんなさい」
そうなんです一人のお客さんを忘れてしまったのです。
そんなことがあったせいかその人、グリーンを遥か彼方にはずしてしまって...もう私は平謝り。
「乗らなかったのはキャディさんのせいじゃないよ」といってくれたお客さんほんと〜にごめんなさい。

どしゃぶりの雨

「キャディさん、今日一日雨かな」と聞かれた。
「天気予報見てこなかったですけど...」といいながら、どしゃぶりの雨を見て
『これだとグリーンに池ができてるかな。』と思っていた。
「あんまりひどかったらハーフであがるね。」って。
でもこういうお客さんほど、どんなにひどくなってもきっちりラウンドして帰る。
『期待するような事いわないでよ〜』って感じ。

芸能人(かなり前の話ですが)

マスター室から渡されたチケットを見て「エッ!?」「ウソ〜」「同姓同名?」
実は、歌にドラマに活躍している男性芸能人の名前があった。
芸能人っていうと、大抵「わたしは芸能人だぞー」っていうオーラを全身から出している人が多い中、そのひとは
クラブを渡すたびに「ありがとう」とニッコリしてくれて、ピンもすばやく持ってくれる。
帰りには手を出して握手してくれたうえ「今日はホント楽しかったよ。ありがとう。また来るね。」だって。
そこで「ちょっと待っててください。」といって前から用意してあったサイン帳をキャディ控え室に取りにいった。
そして「これにサインください」とミーハーなことをしていたわたし。
芸能人関係はこれまでにいろいろありましたので、昔の事を掘り起こして書いていきます。

わたしが幹事?

「キャディさん、コンペでドラコンとニアピンやるから、よろしく。」と幹事さんらしき人に頼まれていたので、
そのホールのティインググラウンドでその幹事さんに
「旗はどこですかー?」
「えっ、そんなの用意してないよ。持ってないのー。じゃ、なんか作ってよ。」
「・・・・。」
わたしはキャディであって、コンペの幹事じゃないんですけどね〜。
よくいるんですよ。スタートホールに来てからドラコンとかニアピンをやることを決める2〜3組のコンペ。

ティー

スタートホールで「ねえー、ティーちょうだい」と手を差し出すお客さん。
「どこですか?」と尋ねながらゴルフバッグを探そうとすると、
「えー、キャディさん持ってないの?せこいなー。」
『わたしがせこいのか〜。ティーって自分で用意するもんじゃないの〜』と思いながら、
いままでに、せっせと拾い集めていたティーを差し出してあげることができた私。
それからは、各ホールでティーを探している私って、やっぱりせこい?

キャディ冥利につきる?

カートにお客さんのバッグを積んでいる時、若い男性が近づいてきて
「一年前、ここのコンペに参加したときキャディさんのおかげで優勝できました。ありがとう!」
「ここに来るたびに、探していたんだけどなかなか逢えなくて....やっとお礼が言えた。」
なんて言われちゃった。
キャー、うれしー。この日一日顔がゆるみっぱなしでした。

セクハラおやじ

立ち入り禁止区域にしました。これで2つ目だ〜!

アプローチ 50Yから何を使う?

50Yから何を使うかわかんないおじさん。
毎回いろんなクラブをもってこいっていうのよねー。7,8,9番,P/S,P,Sまで...
あまりにもめんどーなので、途中からは7番からぜーんぶ持っていくことにした。
4人分のアプローチとパターを合わせると両手で抱えるくらいの本数に。
バッグ2個担いだほうがラクかも...ってなくらい。
なのに、何で打っても寄らないのよね〜、これが。チョロしてダフッてトップして。その度クラブ換えて。
1ピン以内に寄せろとはいいません。せめてグリーンに乗せれればね〜。
まあ気分はプロって人、一杯いるからね。今日はプロの気分を味わえましたか?
今日は、
『おじさん、テレビでトーナメントとかレッスンものばかり見てないで、練習場で練習しないとダメよ。』
って暖かくみまもってあげることができました。
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