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ゴルフ場でキャディさんにすかれるゴルファーさん・・・ていうとやっぱりマナーがいいゴルファーさんですね。 そんなゴルファーさんを見習えば、あなたもキャディさんに好かれます。

キャディ控え室

すてきなゴルファーさん


なるほど...

その日は、バックティーからのお客さんについた。しかも全員ゲスト。
『メンバーさんいないと、たま〜にバックからやらないでヨ』っていうお客さんもいるんだよね〜。
バックティー用の腕章を腕に付けてクラブ確認をしていると、一人のお客さんが
「おはよ〜、キャディさん。**です、今日一日ヨロシクね。」と爽やかな挨拶をしてきた。
『この人が**さんか、新品のクラブだけど大丈夫かな。』と思いつつも、
「おはようございます。今日一日よろしくお願いします。」と挨拶すると
「このコース1年振りだし、クラブも新品なんだよね〜。迷惑かけたらゴメンネ。」といわれてしまった。
『え〜っ、そっちかい』と思いながらスターティングホールへ到着。

ティインググラウンドでは、端のほうで練習機具(ゴムホースみたいなやつ)を使って素振り。
それも、左打ちで違和感なく。『あれ、レフティーだっけ』とバックの中をのぞくとやっぱり右用のクラブ。
で、問題のティーショット。素振りかなと思えるくらいの軽いスイング。そしてボールは真っ直ぐフェアウェーセンターに。
『良かった上手くて。』と思っていると、同伴者のティーショットの合間にディボットにさりげなく目土し始めた。
『お〜なんか今日はいい組についたぞ、ウフッ。』と思いながら、「後でやっておきますよ」というと「いいよ。ほとんど終わったから。他の人のボール見てて。」だって。
そして、4人目がティーショットを打ち終わったとたん「よし、行こう。」といったかと思うと、スタスタ歩き始めた。それも結構な早足で。
いつもは遅く感じたことがなかったカートが、とっても遅く感じられる。『置いてかないで〜』って感じ。

そして他の人のセカンドショットに注意しながら、自分のボールの所でピン方向と周りをキョロキョロしたかと思うと、遅れ気味のカートと私の方に自分から近づいてきた。
『なんか文句、言われる?』と思っていると、「センターまで130位だよね?」と聞かれ、「そうですね。」と返事するかしないうちに、クラブをさっと抜いて「スッ」と行ってしまった。
そして、セカンドショット。『おっ、見事にパーオン成功。でもちょっと奥かな。』とボールを見ている私を置いて、これまたクラブを持ってすたすたグリーンへ向かっている。

真っ先にグリーンのボールをマークすると、全員がグリーンオンするかしないかというときから、グリーン中のあちこちでボールマークの修復
全員オンすると、私が他の人のウェッジを受け取ってパターを渡したり、ボールを拭いたりしているうちに、いつのまにかピンを抜いて待っている。
最後に、その人のボールを受け取って拭いていると「ここはもういいから、クラブ片付けて先行っていいよ。」だって。
『なにか怒らせる事したかな〜。でも、前の組の人のショット待ってるとき話すと、普通だし。そういえば上手い人って競技に集中するとこんな感じか〜。』
って思いながら数ホール進んだ所で、他の人に尋ねてみた。

すると「あ〜**さん。あの人一応ツアープロだよ。テレビにはあんまりでないけど。」だって。
『えっ?うそ〜。でもなるほど、なるほど。上の太線の行動がさりげなくて、マナーばっちりだったわけだ。』

でも、これプロが一人の場合で、他の人がそこそこの時の事だけですよ。
これが、プロと研修生にシングルさんの3人だとも〜大変。確かに手間もかからずマナーもいいけど..すごく緊迫した雰囲気。
それに、パッパと打ってどんどん先に進んで行っちゃうし、こっちはカートを連れて行くだけなのに運動会状態。
『スローペースはマナー違反だけど、ハイペース過ぎるのもちょっと考え物だ〜。』って、キャディの私が一番わがまま?

やっぱ***は、いい

いや〜びっくり。朝一のスターティングホールでの出来事。
そのお客さんは、自分の番でティアップすると前に立つキャディに向かって
「よろしくお願いします。」と頭をペコリ。
そのショットは...言葉も出ないほどのすばらしさ。ボールに羽が生えたみたいに気持ちよさそうに飛んでいく。
プレーの早さ、身のこなし・・・何もかもがすがすがしい。
『もしかして、これは?』と思い、聞いてみるとやっぱりの研修生。
他のお客さん(同級生だけどゴルフ部じゃないみたい)に手がかかり過ぎて、何してあげれなくて謝ると
「キャディさんの仕事の大変さは、よくわかってますから、気にしなくていいですよ。」だって。
『ワァ〜、かっこいい〜。』

ゴルフ場関係者?

他のお客さんと林の中から戻ると、フェアウェーで目土?
それもカートに付けておいた私の目土袋を持って歩いているお客様(さんじゃなくてさまになってる)。
「え〜?どうしたんですか〜?」と目を丸くしている私に向かいもせず、
「芝生なかなか生えないんだよね〜、ターフのあと。だから目土してあげないとかわいそうじゃん。」
「僕、**C.Cのコース課ですから慣れてるし、気にしないで...」
そしてさらに続いた言葉は、
「目土の砂、少ないっすよ。」...それ以後、反省した私はこぼれんばかりに砂を目土袋に詰め込ませていただいた。
『やっぱりコース管理の人は芝生がいとおしいだな...ん、そういえばショットにトップが多かった?』
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